セントラル総合クリニックの脳神経内科ご案内ページです。

診療科案内

脳神経内科

外来診療について

セントラル総合クリニック 外来診療担当医師

午前
髙橋良一
斉木臣二(第1・3週)
髙橋良一
川口優花
渡邊雅彦
望月昭英
午後
林明人

は予約患者様のみ 
は予約患者様優先で診察(当日受付も診察します)

都合により変更となる診療科がありますので、ご確認のうえご来院ください。

[月・午前]髙橋医師:認知症外来 ※認知症外来は予約が必要です

[火・午前]髙橋医師:初診は予約のみ

[水・午後]林医師:午後2時30分診察開始

[木・午前]川口医師:初診は予約のみ

[土・午前]望月医師:認知症・もの忘れでの受診の方は予約が必要です

スタッフ紹介

常勤医師

髙橋 良一 たかはしりょういち

役職

脳神経内科部長

専門分野認定医等

医学博士
日本神経学会 専門医
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
日本認知症学会 専門医・指導医

川口 優花 かわぐち ゆか

専門分野認定医等

日本神経学会 専門医
日本内科学会 認定内科医

非常勤医師

斉木 臣二 さいき しんじ

役職

筑波大学附属病院 脳神経内科 教授

林 明人 はやしあきと

役職

順天堂大学医学部附属順天堂医院 脳神経内科 名誉教授

渡邉 雅彦 わたなべまさひこ

役職

国立大学法人 茨城大学 保健管理センター 教授

望月 昭英 もちづきあきひと

脳神経内科について

脳、脊髄、末梢神経、神経筋接合部、筋肉の異常を診断、治療しています。脳血管障害(脳梗塞、脳出血)、感染症(脳炎、髄膜炎)、自己免疫疾患(多発性硬化症、重症筋無力症、ギラン・バレー症候群)、変性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病、脊髄小脳変性症)、中毒、代謝性疾患など神経内科で扱う疾患は多様な原因によって起こります。頭痛、めまい、手足のしびれ、もの忘れなどの症状で来院される患者さんが多いです。

神経疾患を診断するに当たり、問診による病歴聴取と系統的な神経診察といった古典的技能を大切にしています。この両者を丁寧に行い、病気の性質や病変部位を推定することにより、正確な診断を行うことができます。MRIなどの検査のみでは、限られた情報しか得ることができません。

当科では血液・髄液検査、画像検査(頭部MRIなど)、電気生理検査(神経伝導検査など)、神経・筋生検といった検査を参考にして最終的な診断を行います。治療は薬物療法が主体で、手術を要する疾患は脳神経外科・整形外科といった適切な診療科に御紹介致します。診断には注力していますが、脳神経領域は未知の部分が多い分野で、原因が特定できない疾患や治療法が確立していない疾患が数多くあります。そのような場合も、対症療法を検討いたします。

もの忘れ外来について

月曜日にもの忘れ外来を開設し、認知症の初期診断にも力を入れています。アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症など代表的な疾患の診断、治療のほか、治療可能な認知症を来す疾患についても診断を行っています。

認知機能低下が数週間~1か月程度で急速に進行する場合、脳炎・髄膜炎のような疾患や全身の感染症、自己免疫疾患など特殊な病気が隠れている場合があり、そうした疾患についても検討を行います。

パーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS)

パーキンソン病について

パーキンソン病は、手足のふるえ、動作緩慢、歩行困難などの症状が出現する疾患です。脳神経内科ではドパミンなどの薬剤を使用し、運動症状の改善を目指します。運動以外の症状に認知機能低下、幻覚、便秘、排尿困難、起立性低血圧といった症状があり、対症療法を行っています。
パーキンソン病は進行性の疾患で、薬剤の効果が不十分なとき、脳深部刺激療法(Deep Brain Stimulation; DBS)が有効なことがあります。

脳深部刺激療法

当院脳神経外科では、2022年4月からパーキンソン病患者様に対する脳深部刺激療法の実施が可能となりました。世界で8万人以上のパーキンソン病患者様がこの治療を受けられており、日本でも2000年に健康保険の適応になっている治療です。
脳の特定の部位に細い電極を挿入し、電気刺激を行うことでパーキンソン病の症状を改善させます。専用の装置、MRIのデータを用いてリードの先端を正確な位置に挿入します。電極を刺激装置に接続し、電流による刺激により症状の改善を目指します。挿入後に刺激の強さなど刺激条件の調節が可能です。

パーキンソン病について

5-2-1の状態が外科治療を考えるタイミングといわれています。

  • 5回以上に分けてドパミンを内服している
  • 2時間以上のオフ時間(薬剤の効き目が弱く動きづらい時間)がある
  • 1時間以上の生活に支障のあるジスキネジアがある

薬物治療で十分な効果が得られない場合、DBSなどの方法を提案いたします。

DBSの効果について

パーキンソン病の薬剤の効果の持続時間が長くなりオン時間が増えることが期待できます。オフ時間の症状が改善し、歩行や姿勢、筋強剛に対する効果が期待できます。

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